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2014/11/17

クラスBこぼれ話。

昨日の最終戦において、クラスBでのこぼれ話をご紹介しましょう。

クラスBは車両から速度信号等を入力するトリップメーターを利用したクラス(ラリコン除く)になります。

トリップメーターと時計をベースとして、各クルーは電卓やエクセルを自分なりに工夫して、指示速度どおりの走行を目指しますので、ラリーコンピューターを使うよりも忙しいラリーとなります。

トリップメーターと時計だけで、ラリーコンピューターと同様に1秒まで計測されますが、正確なトリップメーターがあれば、努力と工夫次第で0減点も十分狙えますし、0減点のときの喜びはより大きくなります。

ちなみに、正確なトリップメーターを用意できない(GPSアプリ等)の方は、クラスCでもっと手軽に遊んでいただけますので、ご安心ください。

さて、前置きが長くなりましたが、このクラスB。今年は第4戦までに福田/藤波組が1位、関/鈴木組が2位となっており、シリーズチャンピオンのためには、

関組=2位以上で、且つ福田組が関組より2つ下

というのが絶対条件になります。つまり、関組が3位だった場合は、福田組が2つ下の5位でも福田組のチャンピオンということになります。ちなみに、最終戦のクラスBは全5台となりますので、関組が3位の場合は福田組が最下位でも福田組がチャンピオンということです。

さて、ラリーがスタートして1STのCPは3つ。1CPは2クルーともいきなり”0”で通過。最終戦のチャンピオン争いらしい高レベルな決戦・・・・・・・になるはずでした。

続く2CP・・・

なんと、関組が大きくミスコース!これが影響して、致命的ともいえる”165点”を受けてしまい、これに動揺したのか、1STの最終3CPでも”269点”と続いてしまい、早くも終了モード。

福田組は、2CPこそ19減点だったものの、1CP&3CPを”0”と素晴らしい結果で通過。この時点で
さすがチャンピオン
にふさわしい最終戦・・・・・・・・・のはずでした。

その他のクルーの結果から、1STの結果は

関組 5位 福田組 1位

という展開。2位には寺崎/横澤組が4点差でつけているため、2STはチャンピオンのWinning Runとなるか、寺崎組の初優勝なるか?が注目となる・・・・・・・・・・・はずでした。

2STは5つのCP。1STよりも設定が忙しくなり、本来であればこれを関組&福田組が見事にこなして、素晴らしいチャンピオン決定!となっているはずでしたが、前述の通り既に関組は・・・・・な展開です。

まず最初の4&5CP。Winning Runにふさわしく、福田組は両方とも”0”で通過!
初優勝が懸かった寺崎組は若干減点を受けて2つのCPで”19”。ただ、まだこの位は挽回できる展開です。

案の定、福田組が6CPで”9点”を受けています。ここで寺崎組が差を縮めるチャンス・・・・・・・・・だったのですが、な、なんと、ここで寺崎組が痛恨のミスコース!!6CPだけで”418点”を受けてしまい、初優勝は羽ばたいていってしまいました。

最終7CPは申告CP。多少設定はあるものの、この段階で2位とは24点差ですので、見事な優勝&チャンピオン決定・・・・・・・・・・・の・・・・・・・・・はずが!!!

な、な、なんと!!

ここで福田組は

申告時間を10分以上間違えて申告!!

10分=600点ということですので、見事に最下位に沈んでしまいました・・・・。

ここで最初の頃の話を思い出してください。

福田組が最終戦で最下位になった場合・・・関組が・・・・・・・

そうです。関組が2位以上ならばチャンピオンです。先に書いたとおり2位だった寺崎組も400点以上の減点のため、4位に沈んでいます。

・・・・・・・・

で、それ以外の人の話をしませんでしたよね?

そうです、大きなミスをしたのはこの3クルー。つまり、関組は

3位

だったのです。

ということで、最下位でチャンピオン決定の福田/藤波組となりました・・・・。おめでとうございます。

ちなみに、最終戦の結果

1位:レスコン30秒忘れ
2位:看板パスコン忘れ
3位:ミスコース(中減点)&申告ミス
4位:ミスコース(大減点)
5位:申告で自爆

という、何ともな展開でした(^^;

ラリーはミスをしてもゴールするまで

アキラメナイ・フテクサレナイ・ヒキヅラナイ

の「3ナイ」が重要だと改めて実感しました。

ちなみに、優勝したのは私達です・・・・・・ごめんなさい。

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