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2.距離のズレにご注意!

前回、”指定されたルートを正しく走行する”というのが、ルールの基本というお話をしました。

ここで少し分かりやすい例でお話しましょう。

高速道路を走行していると想像してください。

走行しているとこんな看板ありますよね?


そして、こんなことを誰もが一度は思ったことがあるのではないでしょうか?

「距離足りない(多い)よ!」


このように、自動車で走行する際の距離というのは、ある基準に対しては必ずと言って良い程、

ズレ

が発生するものです。

ここで前回の復習ですが、”正しいルートはコマ図で指示される”ということでしたね?コマ図には次の間違いやすい交差点までの距離が記載されています。

高速道路の標識同様、この”コマ図に記載された距離”と自車の距離というのも当然のようにズレは発生することになります。なぜズレが発生するか?はまた別の機会があればご説明したいと思いますが、とにかく”ズレ”があることだけ理解してください。

例えば、ラリーをスタート(1図)して、次のコマ図(2図)が出てくるまで1.027kmと記載されているとします。

これを基準に自車の距離計を見ながら1.027kmになるまで走行したとします。

”ズレ”が皆無であれば、1.027と距離計が表示した瞬間、目の前には2図の光景が広がっていることでしょう。

しかしながら、実際には”ズレ”が生じます。1.027と表示した瞬間に広がる目の前の光景は、2図とは明らかに違うものなはずです。

では、2図はいったいどこへ行ってしまったのか?

実際の2図は、今あなたが居る場所から100m先にあるかもしれないですし、200m手前にあったのかもしれません。

これが非常に重要な問題になります。

先に述べたとおり、コマ図に記載された距離と自車の距離との間には”ズレ”がありますので、必ずしも記載された距離どおりにコマ図が登場しません。

2図の距離になるまで意識をしていないと、もし200m手前に2図があった場合は、既に通りすぎてしまっていることになります。

初めての方が最初に苦労するのは、おそらくこの部分かもしれません。

距離が記載されていて、交差点の形状も分かってれば、正しく走行することなんて簡単!

と思っている方の殆どは、このズレのことが頭に無く、いきなりコマ図が出てこなくてパニックになってしまいます。

では、これを防ぐためにはどうすればよいか?というのは非常に簡単です。

記載された距離の1km手前からはスピードを抑えて、いつコマ図が出てきても良いように注意する。

これを意識するだけでも、ほぼ見失うこと(ミスコース)は無くなると思います。また、1km手前から注意するということは、元々次のコマ図まで1km未満の際は、特に注意するということにもつながります。というのは、手前のコマ図を通過した時点では既に1kmを切っていますので、次のコマ図はいつ出てきてもおかしくないということになるからです。

さらにミスコースを防ぐための秘訣。それは

コマ図記載の距離と自車の距離とのズレの割合を把握する。

先の2図の場合、1.027kmで登場するはずのコマ図が、注意して走行していたら、0.905kmで登場してしまったとします。この場合、コマ図記載の距離よりも自車の距離が1割程度少なく表示されたということになります。

これを最初に把握しておけば、それ以降の走行に対して大きな武器になります。

3図まで5.500kmだっとすると、1割少なく表示されるのですから、自車の距離計では5.000km前後で3図が登場する可能性大!となります。そこで、先の話と併せると

4.000km程度から気をつけよう

というようになります。

ということで、今回のまとめとして

正しく走行するための技

  • コマ図記載の距離と自車の距離とのズレの割合を把握する。
  • 記載された距離の1km手前からはスピードを抑えて、いつコマ図が出てきても良いように注意する。
の2点は必ず走行前に習得しておきましょう。

























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