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3.正しく走るって何?

さて、第1種アベレージラリーという堅苦しい名前の競技において、最も分かりづらい話をしなくてはなりません。

というのも、この競技は”正しく走る”ことが出来ているか?を競う遊びだからです。

ということで、なんとか我慢して最後まで進んでみてください。

まず、”正しく走る”というのは、何に対して正しいのか?ということですが、それは

指示された速度通りに走る

ということです。

つまり指示された速度通りに走ることが出来れば正しいのです。

簡単な例として、以下の図をご覧ください。

3-1図
まだ図の左右にあるマークなどの意味は分からなくても大丈夫です。まずここでは
「左のSTARTから右の1CPまで10.000kmの距離がある。」
と理解してください。

そして、その上に”時速36km”とあります。これが先に出た指示された速度ということになります。

指示の意味としては、

STARTから1CPまで10.000kmを時速36kmで走行せよ!

ということになります。ちなみに1CPのCPとは、チェックポイントのことをあらわします。CPについては、また別途お話します。

正しく走るという意味はお分かり頂けましたか?もし分からない場合は、もう一度戻っていただくか、直接お問い合わせしてみてください。

で、最初に出てきた”正しく走ることが出来ているかを競う”ためには、正しく走ることが出来ているかを判定しなくてはなりません。

どうやって判定するのか?

上図の例で考えましょう。

STARTから1CPまで10.000kmあります。そこを時速36kmで走行せよ!という指示を頂きました。

そうすると、STARTから1CPまでの走行に必要な時間が計算できることになります。
はい、懐かしい図が出てきました。距離・時間・速度の公式を図にしたものです。誰でも見たことはあります・・・・・・・・よね?

走行に必要な時間”が計算できるということで、計算するのは”時間”です。

公式図(求めたい部分を隠す)によると、

時間 = 距離 ÷ 速度

ということになります。ちなみに速度の単位は”時速”ですから、計算で求められる時間も時分秒の””になります。

では、分かっている値を入れましょう。

走行に必要な時間 = 10.000km ÷ 時速36km

になります。これを計算すれば

10.000 ÷ 36 = 0.277・・・・

となります。0.277・・・・というのは、先に述べたとおり”時”になりますので、答えとしては

10.000kmの区間を時速36kmで走行すると、

0.277・・・・・時間

掛かるということになります。

というとで、正しく走行するためには、STARTから0.277・・・・時間後に1CPに到着すれば良いということになります。そして、その時間に対して、どれだけ誤差が無く到着することが出来るか?がこの競技の目的ということになります。

0.277・・・・・時間というのはなんともわずらわしいので、分かりやすく直しておきましょう。

まず、0.277・・・・・というくらいですから、1時間未満、つまり時分秒の時は

0時間

ということになります。では、1時間未満の残りを分かりやすくするために、分に直して見ましょう。

0.277・・・・・を分に直すために、60を掛けます。すると、

16.666・・・・・分

ということになります。16分とちょっとというとで、分については

16分

あとは、秒ですね。まず16.666・・・・から16分を引いた残りが0.666・・・・になります。これに60を掛けますと、

40.・・・・・秒

ということになります。40秒と・・・・・・ということで、秒以下の・・・・・については、この時点では無視しましょう。

つまり、0.277・・・・・時間を”時分秒”に直すと、

0時間16分40秒

ということになります。ということは、今回の例に当てはめると

10.000kmを時速36kmで走行した場合は16分40秒掛かる

が正しい走行をした結果の基準になるということになります。

指定された区間を指定された時間で走行すれば正しい

とも言い換えることができるでしょう。ちなみに、茨城栃木デイラリーシリーズでは、この指定された速度(時間)は、一般走行を妨げることがなく、どなたでも且つ安全に無理なく走行できるように設定されますので、ご安心ください。

だいぶ長くなりましたが、正しく走行するということは何をすれば良いのか?ということのイメージを掴んでいただくことはできたでしょうか?

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